肝臓の働き

肝臓は体の中の化学工場、および貯蔵庫と呼ばれています。それは肝臓が腸で吸収されたさまざまな栄養素を代謝、貯蔵するほか、胆汁の生成や分泌、体内の毒素を無害化し排出するなど、生命活動に重要な働きを担っています。以下に肝臓の働きを挙げていきます。

 

代謝機能

 

肝臓は腸で吸収された動物・植物性の栄養素を別の成分に変えて貯蔵し、必要に応じてこれらを分解しエネルギーを生産し、血液を通じて全身の器官や臓器に供給します。栄養素を体が利用しやすい形に分解・合成する働きを代謝といいます。

 

糖質代謝

 

糖質は体のエネルギー源として利用される栄養素です。糖質はブドウ糖に分解されたあと、小腸から吸収され門脈を通じて肝臓に運ばれます。

 

ブドウ糖は肝臓内でグリコーゲンに変えて貯蔵され、必要に応じて再びブドウ糖に変えられ、血液を通じて様々な組織にエネルギーとして供給されています。他の糖類である果糖やガラクトースも肝臓に入るとブドウ糖に変えられ、同様に代謝されます。

 

タンパク質代謝

 

タンパク質は小腸でアミノ酸に分解・吸収され、肝臓に運ばれます。食品から得られるアミノ酸は約20種類ですが、人体内で合成されず、食物から摂取しなければいけないものを必須アミノ酸と呼び、これらは成人では8種、幼児では9種あります。

 

肝臓ではアミノ酸から様々なたんぱく質が毎日50g合成されており、使われなかったアミノ酸は窒素酸化物、アンモニアを経て尿素となり、体外に排出されます。このタンパク質合成によって血漿タンパク質を作り出し、血中に放出します。

 

脂質代謝

 

脂肪はもっとも大きなエネルギー源であるだけでなく、脂溶性ビタミンを摂取するうえで大切な働きをしています。脂肪は膵酵素によって遊離脂肪酸とグリセロールに分解され、小腸で吸収されます。

 

そして小腸粘膜で再び中性脂肪に合成され、リンパ管を経て大循環に入系に入り、肝臓に取り込まれます。肝臓では脂肪酸の合成、分解の他、コレステロールやリン脂質、リポタンパクの合成が行われています。

 

解毒機能

 

肝臓は、タンパク質代謝で生成されたアンモニアや体外から取り込まれたアルコールやある種の薬物など、色々な物質を毒性の少ない水溶性物質に変え、尿中や胆汁中に排泄します。

 

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